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英国諸島巡航(第4部)



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1999年8月13日(金)エジンバラ(ロサイス)着1315・ドレスコード:カジュアル(続き)
続いてバルバドスの軍楽隊パレードである。エネルギッシュな演技にダンサーや脚長(あしなが)チームが華を添えていた。

「集い」の踊りを披露してくれたのはエジンバラ軍楽隊に所属するハイランド・ダンサーである。


続いて登場したのは英国陸軍の戦闘部隊である。狙撃隊の斉射や市街戦のデモ、それに小型の装輪車・装軌車、さらに紛争地域で活躍している白色塗装の国連軍のトラックまで動員しての大サービスであった。


新大陸からはるばる大編成のブラスバンドの登場である。チアリーダーも会場狭しとパフォーマンスを行っている。


がらりと雰囲気が変わってハイランドのヤングレディのダンスである。バグパイプの調べに乗って一種独特の爽やかさを会場にもたらしてくれた。


パレードはなお続く。黒馬を揃えた騎馬隊である。2隊に分かれて吹奏しながらの会場巡回である。


ステップを踏む馬もいる。騎手はタクトにあわせてトランペットを吹き、馬はフォクストロットを躍っていた。


フィナーレが近くなった。バイオリンの音が心にしみるようである。


騎馬軍楽隊も含めて出演者が整列し、観客も起立してオールドラングサインの斉唱となる。照明が落とされ、会場が暗闇となったところで花火が上がってフィナーレである。


11時過ぎてバスでロサイスに戻る。フォース橋から本船が見えた。沢山の観客が舷門でボーィングパスを通して帰船する。ワッターズ夫妻も参加するので、このツァーはプレジデント・エキスカーションと呼ばれていた。
なお、この寄港地ではこれを含めて鷹狩など8つものショア・エキスカーションが準備されていた。





船に戻ると遅い帰船の乗船客のためにクリスタル・プラザは夜食用に模様替えされていた。皆さんは今日もよく遊び、よく食べ、よく笑っていた。