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クィーン エリザベス 2ワールドクルーズ「Voyage of Discovery」(第2部)



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2005年2月25日(金):航行日(ルソン海峡航行)・ドレスコード「フォーマル」

朝はリドに行ってみた。
ここはいつも盛況である。
トレイにベーコンエッグ・トースト・フルーツなどをとって食事をしていると、コーヒーや紅茶を持ってきてくれる。

お客が多くてテーブルがないときは目の前の階段を下りてパビリオンで食事をしても良い。

日本人が乗っているときは米飯や味噌スープも用意される。

でも、インディカ米ではあるし、炊き方も日本の釜と違うのでぱさぱさして今ひとつである。

でも、必ず米飯と焼き魚や卵焼きを食べる人もいるようである。

1デッキのプールである。

朝から泳ぐ人も日光浴をしている人もいる。

南シナ海は穏やかで実に良いクルーズ日和である。

このプールの底にはQE2のシンボルである獅子が大きく描かれている。

このプールの直前がパビリオンである。

パビリオンは暴露甲板とは大きなガラス窓で仕切られておりエアコンが利いているので快適である。

11時半からアッパーデッキのヨットクラブでキャプテン主催のカクテルパーティである。

フィリピンから乗船した人を招待してひらかれたのであるが、昼なのでドレスコードはインフォーマルである。

昨日、部屋に招待状が届けられていた。

イアン・マクノー船長の招待状には会場と時刻とドレスコードのほか、G階段からお越し下さいと書かれていた。

40名前後の日本人のほか、英米系の人も結構いる。

キャプテン マクノーの歓迎スピーチの後、日本人コーディネーターの三駄さんが挨拶をしていた。

キャプテンは一人一人挨拶してまわっていた。

船のカメラパーソンも写真を撮ってくれたが、これは自分の小型ディジカメで撮って貰ったものである。

胸にQE2のピンバッチをつけていたら気が付いてくれた。

実はこのときのネクタイにもQE2のプロファイルがワンポイントで入っているのである。

キャプテンが「初めてか?」と訊いたので「ワーウィック船長のときに香港から乗った。」と答えた。

右は相棒のJである。

午後、アッパーデッキ中央部のゴールデンライオンパブに行った。

ここはこの船でお気に入りの場所の一つである。

ときにはゲームをやったり、楽器の演奏をすることもあるが、何もないときは静かなものである。

イングランドやスコットランドのパブの雰囲気そのままである。

グランドラウンジとシアターに近く、直ぐ船尾側にはフォトショップがある。

昼にはパブランチを食べることも出来る。

パブに行けばとりあえずギネスである。

「ギネス、2パイント」と言うとカウンターで樽につながったレバーを倒して注いでくれる。

容器はパイントグラスではないが、そんなことはどうでも良い。

日本のビール醸造会社で作っている缶入りのギネスはちょっと味が違う。

前に乗ったときもそうであったが、ここではカレー風味のつまみをいっぱい出してくれる。

いっぱい詰め込んであるのでボトルネックに引っかかってなかなか出ない。

この船では航行日はドレスコードがフォーマルとなる。

2月に、日本に近づいてから白のジャケットもどうかと思うので今日は白を着た。

Jは黒のチャイナである。

ワンシーティングのダイニングは、何時行っても良いので時間を気にしなくて良い。

担当のウェイターが見付けて椅子を引いてくれる。

ヘッドウェイターも必ず挨拶をしてくれる。

これが我々のテーブルである。

グラスと食器が4人分用意されていたが、このあと片づけてくれ、下船まで2人用のテーブルとなった。

隣のテーブルは東洋系の家族のようであるが、ドレスコード:「フォーマル」なのにGパンとTシャツで来ていた。
ちょっと違う気がする。

この船では6人あるいは8人の丸テーブルのほか4人掛けのテーブルも2人掛けのテーブルも充分用意されているのが良い。

我々のテーブルには毎食キッコーマンの醤油差しが出ていたのは面白かった。