先月、友愛会誌第13号が届いた。
本号は「友愛日本語クラブ」を設立された陳絢暉先生の追悼特集であった。
陳絢暉は1992年に美しく正しい日本語を残そうと、同志6名と共に友愛日本語クラブを設立し、現在は百数十人の友愛グループとして月例会が継続されている。
機関誌「友愛」の第11号(353ページ)は2010年9月18日に、第12号(335ページ)は2011年12月31日(352ページ)に発行され、第13号は2013年5月16日の発行である。
第13号の内容は、陳絢暉先生への追悼文が約80ページ、エッセーが150ページ余り、華日翻訳が20ページ余り、スピーチ集が20ページ、それに月例会のテキスト(問題)が70ページにもわたって掲載されている。
例会では、大学生や院生たちがテキストが難しすぎるので、日本語文芸作品の朗読にしようという声もあったようであるが、未だに、ことわざ、熟語の読みと意味、例示文の正誤など、日本人でもどの程度出来るかという問題で例会が続けられている。
この友愛グループのほか、台湾歌壇の会の活動も活発で「台湾歌壇」も年に2度発行されている。
私も、うかうかしていてはいけないと自省している。