先日、このブログに鄭景徳氏一家の写真を載せたら、ボストンの博士から「私の従兄弟である」と電子メールを貰って驚いた。
アルバムに貼ってあったものではない、この写真は父の文箱から偶然に見つけたものであった。
写真の裏に、父宛に書かれた被写人物の紹介と共にボールペンで署名があったからそのまま掲載したのであるが、2010年9月末に訪台したとき、台北の宿舎まで車で迎えに来てくれ、当時の淡水街公所、淡水國小、それに三芝の國小まで連れて行って呉れて、暗くなって宿舎まで叔父ご夫妻と一緒に連れ帰ってくれた博士の従兄弟であったことは電子メールを貰って初めて知ったのである。
父も母も祖母も、引き揚げて来てから当時の淡水のことを、いろいろ聞かせてくれたが、長田氏など教え子の方が後日送ってくれた写真には何も聞いていなかったものもある。
それにしても博士の言う通り「世界は狭い」と思うし、インターネットの有り難さも感じている。