現在、新北市立淡水古蹟博物館の一部となっている紅毛城入り口を坂の上から撮った写真である。
背景に淡水河と、その向こうに観音山の麓の八里が見える。
この辺りは烽火という地名であった。
こちらは上の写真と、ほぼ同時期の写真であるが、植木や街路の育ち具合からして僅かに後のものと思える。
当時の道路工事はのんびりと行われていたのであろう。
この写真は1995年3月に、引き揚げて以来初めて訪れたときに撮ったものである。
上の2コマと逆に下から見上げたものであるが、坂道はまだ舗装されておらず真理大學の大礼拝堂も建設されていない。
これは現在とほぼ同じ状況である。
坂道も舗装され、礼拝堂も聳えている。