台南生まれで、第一高女出身の画家が描いた1946(昭和21)年当時の台北市街のイラストマップ(部分)である。
この絵は2004年に一緒に淡水に行ったマキ子さんから貰ったものである。
台北駅と淡水街の含まれる範囲を切り取ったが、右には台湾神社、左には総督府や龍山寺も描かれている。
台北帝大、第一師範学校。第二師範学校、台大豫科、台北高等学校、女子師範学校、高等商業、工業学校、第一高女、第二高女、第三高女、第四高女、第一中学、建成、老松、幸、錦、旭、南門、寿など沢山の小学校が描かれている。
裏面の説明を読むと1935(昭和10)年に開催された台湾博覧会用ガイドマップを下敷きに描かれたもののようである。
水平線上に内地、朝鮮、上海、福州、厦門、汕頭、香港、廣東まで描かれているのに驚いた。