年が明けたので、KGさんとボストンの博士と淡水を訪れたのは一昨年になる。
昨年、民国100年を記念して淡水国際環境芸術節(フェスティバル)が行われたが、淡水では古蹟の整備が積極的に行われている。
国民政府時代に台湾の歴史がなおざりにされていた反動か、台湾史を残そうという運動が盛んなのである。
紅毛城や滬尾砲台だけでなく、戦前の街長や木下画伯の旧居なども含まれる。
イラストは淡水古蹟博物館の発行した観光マップの一部であるが、(22)は淡水街長多田榮吉の旧居である。
ただ建物を保存するだけでなく、市民の文化活動に使われていると言うことは嬉しい。
ちなみに(6)は滬尾偕医館、(7)は淡水禮拝堂、(8)は淡水税務官邸(小白宮)、(23)は淡水第一漁港、(24)は馬偕博士の旧居、(25)は淡中八角塔、(26)は淡水女学校である。
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今年のお年玉にKGさんから本を貰った。
元日の消印のレターパックで送られてきた。
2日に羽田から松山空港に行くと聞いていたが、出発前に発送してくれたものであろう。
酒井 亨著「台湾人にはご用心!」(三五館刊)である。
面白いのでじっくり読ませてもらう所存である。