基隆の客船ターミナル周辺の地図である。
1995(平成7)年の3月に「飛鳥」で行ったとき、港湾事務所で貰ったものである。
湾の一番奥に客船ターミナルがあり、そこから鉄道の駅まで湾岸遊歩道になっていたことが判る。
両側の港湾関係の建物は、ほぼ戦前のままであった。
基隆郵便局は、駅舎とともに立派な建物として知られていた。
西側にも客船ターミナルという文字が見えるが、琉球航路を運航していた有村汽船のフェリーが発着していた。
「飛鳥」の接岸した東側の客船ターミナルのすぐ傍に「第二コンテナ・ターミナル」があった。
どこの港湾を見ても、客船埠頭とコンテナ・ヤードはこんなに近接して設置されることはない。
基隆の港湾設備が如何に狭隘であったか判る。
着色されている区域は、デパートや商店街、飲食店街、それに船会社や鉄道、バスなどの施設があり、乗客が行き来する場所を示している。