上掲の写真は戦後の龍目井である。
手前の平屋建ては郵便局本館の脇を流れる小さな水路に沿って建っていた。
外観上からは普通の民家かどうかよく判らない。
公会堂から転居して住んでいた、下記の「龍目井の宿舎」はおそらく、その建物の向こう側の路地に向いていたのではないかと思う。
ちょっと気になるのは右手の木造建築物である。
二階建てではあるし、公共の建造物であろう。
郵便局に近いし、その分館であろうか?
この写真の右の大きな木造が郵便局本館で、河岸に近い洋館建てには三芝から転居して住んでいたことがある郵便局の別館である。
件の建物はその手前の木造二階建てである。
なお、その手前の屋根から右上に引出線を引いて、父が「恭子の生まれた龍目井の宿舎」と書いている。