18日の淡水会の居室ではいろいろな話が出た。
Tさんが、河岸沿いの中正路には未だに日本家屋が残っているという話を始めた。
「台湾銀行淡水支店長宅でしょう。」というと「そうそう。」と思い起こしていた。
しかし、「新北市淡水区」の都市計画には、旧街長官舎、木下画伯邸、中野氏旧宅、施氏旧居などは古蹟として整備されている状況が報告されていたが、この支店長宅は入っていなかったような気がする。
戦後、六十数年残っていたものを撤去するのは残念な気もするが、皆残すわけには行かないのだから仕方がないのかもしてない。