淡水の対岸、八里には大規模なコンテナターミナルが建設されていることは、このブログでも何度か触れたが、新北市の計画によれば漁人碼頭から対岸の八里まで淡江大橋が架設されるとういう話である。
昨年この建設が決定され、予定通りに行けば2015年には壮大な斜張橋が開通する。
出来れば関渡大橋以来のことである。
地図で見ると建設途上から活用されているコンテナターミナルには台北港と印字されている。
約一世紀前には淡水港が全台湾の貿易額の6、7割を占めていたと言われているが、その後外航船が大型化したために基隆港が主要港になっていた。
その基隆が手狭になり淡水河口に新たに台北港が建設されることになった。
そればかりではない。
MRTも現在の淡水車站から漁人碼頭を経てさらに山側にも延長される計画がある。
古蹟の整備だけでなく未来へ向かった計画も展開されていることを知って驚いた。