いま、中正路と建設街とのロータリーは馬偕博士の頭像が建っており、馬偕頭像のあるところと言えばすぐ判る。
このあたり一帯は龍目井と呼ばれていた。
左手前の建物の向こう側の路地を左に入ると馬偕医院やキリスト教長老派の礼拝堂がある。
この写真はウェブで見つけたものであるが、いつ頃のものであろうか?
右の店舗には「明石商会(?)」の屋号が見える。
中央には淡水中学の生徒らしい鞄をたすき掛けにした3人が写っている。
その手前には人力車が2、3台、客待ちしている。
その左が興亜医院であった。
この頃は煉瓦造りのキリスト教会はよく見えていた。
戦後、国府軍が来てこの道路は中正路と改められた。
手前にはコンクリート製の機関銃座が設置されている。
後の建物には「三山飲食店」と看板が掛けられている。