1872年にカナダ長老派教会の宣教師、ジョージ・マッカイ牧師が広州、汕頭、厦門へ赴き、そこからジャンク「海龍号(金陵号?)」で淡水の河岸に到着し、ここを布教の場と定めた。
翌年、北部台湾で初めての教会が設立された。
のちにマッカイ牧師の遺児、偕叡廉氏が設計・監督し1932年に再建されたものが現在のネオ・ゴシック風煉瓦建て礼拝堂である。
建設当時は淡水のシンボルであったが、その後大きな建物が建ち並び目立たなくなっていた。
近年周囲の整備が進み、街の旧蹟になっている。
当時公会堂のあった文化センターから細い坂道を下ったところにあるマッカイ牧師の故居にも説明パネルが設けられている。