今年の9月にクラス会をすることが決まっていて、名簿が届いていた。
物故者や連絡のつかないメンバーまで記載されているのに、どうも数が合わないのである。
当時、船舶工学科の定員枠30名のほかに工業教員養成課程から1名採用されることになっていた。
その枠内で合格し、最終的に入学したのは27名で、そのほかに沖縄(当時はまだ返還前)、香港、パキスタンからの留学生が居て、クラスメートは合計30名であった。
名簿には物故者、連絡のとれなくなった者のほかに、一緒に入学したが卒業年次が遅れたのもいるがそれを合わせても26名しか載っていない。
欠落しているメンバーはすぐに判った。
Y1君とY2君である。
同姓であるが出身地も就職先も違う。
当時、学科の学生が発行していた「造波」で確認出来た。
ちなみにこのクラスは卒業時に留学生を除いて全員就職先が決まっていた。
(新三菱重工業 :2
川崎重工業 :2
三菱造船 :6
日立造船 :3
石川島播磨重工業:1
呉造船所 :3
バブコック日立 :1
笠戸船渠 :1
三井造船 :1
佐世保重工業 :2
川崎航空機 :1
金指造船 :1
東洋工業 :1
日本海事協会 :1
勿論、このなかにY1君、Y2君も含まれている(順不同))