淡水鎮立図書館から、戦前の淡水街長旧宅を見た写真である。
図書館の併設されている淡水の文化センターのあった場所に公会堂が建っていた。
淡水街長であった中原氏の住居は、そこから近かった。
戦後、淡水老街のバイパスとして新しく中山路が建設されたので、現在は文化センターから陸橋が架けられている。
写真中央の陸橋の下に見える石垣が旧街長の住居であった。
この写真は2009年3月に撮影したものであるが、鬱蒼と繁っていた榕樹は剪定されて景色が変わったようである(5月28日のブログに比較掲載)。
眼下には淡水河、その向こうには観音山を望む眺めの良いところであったに違いない。
時折飛来する川西式大型飛行艇は、この辺りから見下ろせる水面に繋留されていた。