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洋式のボートは中央に乗って後ろ向きに座って櫂を漕ぐ。

日本の和船は船尾に立って横向きで艪を漕ぐ。

は船尾に立って艪を漕ぐ。

櫂は船端に支点のあるものをオール、支点がなく腕で漕ぐものをパドルというが、英語圏には艪の概念はない(ベニスのゴンドラは艪で漕いでいるが・・・)。

櫂は、その先端で水面を後に押し反動でボートを前進させるので後まで押し切ったあとは水面から上げてボートの前方に戻して水面をとらえる。

艪はその先端を水中に浸けたまま移動させ、飛行機の翼や汽船の舵のように水との相対速度によって得られた揚力で船体を推進させる。
調査しても文献によっては「原理はよく判らない」などというものもある。

淡水でに乗って中洲に渡ったときのことを思い出した。

文字で説明するより図で示す方が判りやすいが、最近では淡水にも香港にも手漕ぎのはない。

どこかに手漕ぎのに乗せて貰えるところがあれば良いのだが・・・。

(10日追記:
写真を見ていると、手前のは左を水面から持ち上げている。
艪ではなく、櫂なのだろうか?)


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2011年06月09日 16:59に投稿されたエントリーのページです。

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