淡水和平公園、一滴水記念館
淡水、油車口に和平公園がある。
ここに日本家屋があることは知っていたが、昨日 淡水鎮(現:新北市淡水区)の発行した小冊子を読んで、多くの人の熱意と協力があって移設されたことを改めて知った。
1995年に神戸でマグニチュード7.2の大地震があり、1999年に台湾南投中部地区でマグニチュード7.3の大地震が発生した。
神戸地区のボランティアが自分たちの経験を生かして支援しようと行動を起こした。
この事業に協力したいと福井県から申し出があり、古い民家が2004年に解体された。
その日本家屋を台湾に移設したいと希望があり、解体した部材を台湾に送ったが再建する土地が決まらず木材も傷み始めた頃、やっと淡水の和平公園に移築することが決まり棟梁など多くの日本人と更に多数の台湾のボランティアの努力で再構築されたものである。
この淡水世界和平公園に、関係者の努力で戦没者の慰霊碑が建設されることになっている。