淡水街公会堂の近くに淡水街長の官舎があった。
私達が淡水に居たころの街長は中原 薫氏であった。
しかし、淡水鎮(現:新北市淡水区)の観光ガイドマップには「淡水街長多田栄吉故居」として掲載されている。
上掲の写真は以前訪ねたときに撮影したものであるが、まわりには草が生え、放置されていた榕樹(ガジュマル)が枝を張り気根を下げてお化け屋敷のようであった。
いまは榕樹もすっかり撤去され、当時のままの日本家屋が残っている。
戦後、淡水老街のバイパスとして中山路が整備されたので淡水区の文化センター(公会堂跡)やキリスト教会へは陸橋を渡ることになる。