公会堂の洋館は煉瓦建てであるが、本館は木造建築だと思っていた。
ところが、戦後撮影された焼失後の写真を見ていて気がついた。
本館の二階部分は木造であるが、一階は煉瓦造りの様である。
上の写真の左部分を拡大してみる。
本館の煉瓦造りの一階部分の上に形鋼の梁が載っているのが判る。
おそらく一階は土間になっていて、新聞や雑誌を見たりしていたのであろう。
撞球台も置いてあったと言うからそうに違いない。
形鋼の梁の上に木造の二階部分を造ったのであろう。
そう思って眺めるとそうかも知れないと思える。