淡水の街からちょっと河口に寄った、油車口である。
写っているバスは淡水の古蹟めぐりの観光バスである。
戦前はこの辺りの石造の鳥居と大きな一対の石灯籠が建っていた。
淡水神社の参道入り口であった。
有名な台湾ゴルフクラブや滬尾旧砲台への道と並行して石灯籠を並べた参道が作られていた。
戦後、淡水神社は台北県の忠烈祠となり、鳥居も姿を変えていたがいまはそれも撤去された。
路面が黄色の縞模様で塗り分けられているが、手前が滬尾旧砲台やゴルフクラブに行く道で奥を右手に行くと忠烈祠に行く。
その手前に臺北縣立淡水古蹟博物館の事務所がある。
2009年に、その近くに福井県から移築された日本家屋「一滴水記念館」が再構築された。
そして、今年淡水和平記念公園が出来上がったそうだ。
是非訪れてみたいものである。