LCさんが写真を送ってくれた。
4月8日の本欄で淡水郵便局の写真を取り上げ、「傍に小川があり筋向かいに床屋があった」と父のメモがあることを載せたら、1975年にLCさんが渡米後初めて帰台したときに撮った写真を探し出してくれたのである。
赤煉瓦の理髪店の正面壁面の縁取りのなかにに右から「號尾滬」とあり、看板には赤い字で同じく號尾滬、その下に黒い字で廳髪理と書かれている。
郵便局の前から撮影されたもので、理髪店の手前には小さな橋の欄干も写っている。
右に子供が遊んでいるあたりから小路に入ると龍目井の宿舎である。
写真はタイムマシンであると思う。