淡水国小は1896(明治29)年に淡水国語傳習所として創設された。
その後、滬尾公学校、淡水公学校、淡水国小と名称の変更を重ねながら今年で115年を迎える。
杜聡明博士や李登輝博士など幾多の著名な卒業生を輩出している。
驚くべきは、校歌も歌詞こそ漢字に読み替えられているが旋律は百年後もそのまま歌い継がれている。
また、同小学伝統の「ボート」の体操も今日まで引き継がれている。
校歌も「ボート」も記念誌などに掲載されている場合は日本語の歌詞まで添えられている。
伝統とはこうして引き継がれて行くものであろう。
嬉しい反面、日本の現状を見ると羨ましいとも思う。