2013年05月01日
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2007年5月1日
5月1日も爽やかな朝であった。
フリードリッヒスハーフェン駅前のゼーホテルで朝食を摂ったあと、タクシーでDZRへ行く。
8時に受付で搭乗券を受け取る。
国際線のジェットライナーより立派な搭乗券である。
当日第一便の乗客の受付が終わると、金属探知機のゲートを通過して待合室で搭乗要領や非常口やライフジャケットの説明のあと飛行船特有の注意事項を説明された(無論ドイツ語であるが、我々は予め同じ内容を英語で説明してくれた)。
やがて小さなリムジンに乗り、飛行船の乗船ラインに案内された。
当日の第一便なので二人ずつ順に乗り込み、パイロットは浮力の調整を行っている。
第2便以降は二人降ろして二人乗せ、浮力の変動を許容範囲内に収めるらしい。
スチュワーデスの指示で座席ベルトを締めていると、浮揚を始めていた。
ちょうど午前9時であった。
眼の下にメッセ会場が下がって行く。
高度300メートル程度であろうか、スチュワーデスは座席ベルトを外しても良いと言う。
船内を歩いて船尾側に行くと大きなパノラマウィンドウになっていた。
エンジンの音も殆ど気にならない。
窓を開けると新鮮な空気が入ってくる。
実に快適な離陸であった。
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