2013年04月23日

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ヒンデンブルクは飛行機も載せた

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LZ-127「グラーフ・ツェッペリン」は世界周航や北極探検航行などを行い、定期運航で大西洋を144回も横断したので有名であるが、実用実験船とデモンストレーション用に建造されたものであり、旅客定員も少なく大型貨物を輸送する能力はなかった。
エッケナーの「夢の乗り物」を実現したLZ-129「ヒンデンブルク」では旅客用区画にダイニングやラウンジのほか、喫煙室もバーもシャワールームさえ設けられていた。

郵便物や小型貨物だけでなく大型貨物を収納する区画もあったので乗用車や小型飛行機も大西洋を越えて運送していた。

この写真は昨年発行された写真集(ヴァイベル女史著)から転載したものである。


Comment on "ヒンデンブルクは飛行機も載せた"

4月21日にミュンヘン近郊シュライスハイムのドイツ博物館分館(航空機館)を訪問した際に,隣接の空港敷地内で、もと日本飛行船保有のZEPPELIN NTとおぼしき機体を目撃。左側面に SUD DEUTSCHLAND ZEITUNG のロゴ。
その繋留塔付きトラックの外観に見覚えが。
どうも右ハンドル仕様の日野。その時は何でこんなところに日野?と不思議に思ったが帰宅して写真を拡大してみると、左ミラーや左ドアの形状、さらにはフロントに25ton超のワッペンまで貼ってあり、まごうことなき日本仕様車。
飛行船本体とともにその付属品として売却されたものでしょうかね。
非常に特殊な車両とはいうものの、ドイツナンバーの25ton超ワッペン付き日本仕様車なんて、おそらく世界にこれ一台かも。
へたくそな写真あります。ご希望ならば別途お送りします。
なお、この機体は同日にBAUMA2013(世界最大規模の建設機械展示会)の会場上空に 右側面にCATERPILLAR社の宣伝ロゴ付きで飛来したのを確認(写真なし).