2013年03月27日

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大和ミュージアム訪問(4)

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こちらは、呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」の展望テラスから見た海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」の展示用潜水艦「SS579:あきしお」である。

「あきしお」は「うずしお」型に続く涙滴型潜水艦の第二世代「ゆうしお」型10隻のうちの1隻である。

艦内に入ることも出来るが、公開されているのは発令所のある甲板だけで、船殻や艤装は防諜の処置が施され、推進器(プロペラ)はダミーが付けられている。

「あきしお」は1983(昭和58)年4月15日に三菱重工業神戸造船所で起工され、1985(昭和60)年1月22日に進水し、1986(昭和61)年3月5日に竣工した。

旧式になっても特務艦や練習潜水艦には艦種変更されず、2004(平成16)年3月3日に艦籍から除籍された。

その後、展示用に機器の交換などを施した上、2006(平成18)年9月24日から26日にかけて呉史料館に搬入された。

「ゆうしお」型10隻、「はるしお」型7隻は全て退役し、葉巻型の「おやしお」型11隻と潜航中でも大気に依存せず推進機関を駆動できるAIP潜水艦「そうりゅう」型(「そうりゅう」、「うんりゅう」、「はくりゅう」、「けんりゅう」、「ずいりゅう」が就役中で、平成22年度計画の8121号艦、平成23年度計画の8122号艦が建造中で、平成24年度で8123号艦、平成25年度で8124号艦の建造が計画)に世代交代しつつある。

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