2013年01月29日
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南極観測隊上陸し「昭和基地」設営
1957年1月29日、第一次南極観測隊が上陸に成功し、昭和基地を設営した。
当時、船齢20年に近い巡視船「宗谷」に船体補強を施し南極観測船として、国際地球観測年(1956年)に南極観測を行い、翌年1月にオングル島のプリンスハラルド海岸に昭和基地が設営されたのである。
「宗谷」は帰途、厚い氷に閉ざされたが当時、ソ連の砕氷艦「オビ」の救援により脱出することが出来た。
翌年「宗谷」は第二次観測隊を乗せて昭和基地に向かったが接岸出来ず、第一次越冬隊を収容して帰国した。このとき残された樺太犬のうち、タロとジロが第三次越冬隊が昭和基地に到着したときに生き残っていた。
その後も南極観測は続けられ、昭和基地のほか、あすか基地、みずほ基地、ドームふじ基地などが設営された。
1ヶ月あまり前の12月22日には最低気温が零度を上回り、9年ぶりに雨が降ったと言う。
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