2013年01月04日

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数字譜

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楽譜に、数字譜と言うのがある。

和音などを表記することが出来ないなど五線譜より制約は多いが、五線譜とて完全な表記法ではない。
略譜、簡譜などとも呼ばれているが、日本ではハーモニカや大正琴などの表記に用いられている。
日本初のハーモニカ合奏団を結成したハーモニカの奏者であり、複音ハーモニカを監修した日本人、宮田東峰氏の発明とも、ジャン・ジャック・ルソーが考案したと言われているが、いずれにしても以前からあったものを集大成したのであろう。

数字譜は五線紙など無いところでメロディをメモするには都合がよい。
しかし、演奏する際に楽譜台に鉛筆の殴り書きのようなものでは役に立たない。

数字譜に変換して印字するソフトも在るようであるが、そのために曲を入力するのが手間である。
何か良い方法はないものかと思う。

いつか、発表会のときにタクトをとってくれた指揮者が、リハーサルのときにどんな曲かと譜面台を覗き込んで「ワッ」と言ったことを思い出した。


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