2012年11月26日
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DZRニュース(1)
1997年9月18日の午後、フリードリッヒスハーフェンには日本からのTV取材チーム2組を含む100名以上の報道陣、3万人もの観衆の前でツェッペリンNTは空中に浮揚し、一時間足らずの初飛行を行った。
その後、耐空審査にも合格し、形式証明を取得したNTは第2船、第3船も建造され、ツェッペリン飛行船発祥の地で遊覧飛行を行っている。
その運航会社は伝統のあるドイツツェッペリン飛行船運航社(DZR)の社名を継承している。
そして2011年5月には、アメリカのグッドイヤー社から3隻の新規建造を受注した。これらの運航や維持、整備のため両社は提携を結ぶと報じられている。
第1船は2014年に現地で組み立てられ運航されるという。
2002年に設立された株式会社日本飛行船が、第2号船「ボーデンゼー」(D-LZZR)を購入し、登録番号JA101Zとして広告宣伝や遊覧飛行に使用していたが2010年5月に自己破産し、飛行船は維持できないために解体されてしまった。
その後、ツェッペリン飛行船技術社で再建され、2012年4月に初飛行が行われた。
船名は最初の建造時に付けられた「ボーデンゼー」である。
小欄では、2004年4月からのツェッペリン飛行船技術社の報道発表の概要を紹介しようと思う。
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