2011年09月17日
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村上陽一郎著「新しい科学論」
村上陽一郎の「やりなおし教養講座」:NTT出版(「あらためて教養とは」:新潮文庫)が面白かったのでブルーバックスの「新しい科学論」を買ったのは1ヶ月も前のことである。
初版が1979年で、昨年46刷が発行されている。
第一章科学についての常識的な考え方、第二章新しい科学観のあらまし、その第一節:文化史的観点からを読んでいて、コペルニクスもガリレオもケプラーもニュートンもキリスト教の熱心な信者であったことが縷々述べられていて、その辺りまで読んで、あまり延々と書いてあるので置いたままにしていた。
このところちょっと気分的に行き詰まっていて、気分転換のつもりで栞を挟んでいたところから読み続けてみた。
第二章第二節認識論的観点からを読み始めると俄然興味が湧いてきた。
目から鱗というよりも衝撃を受けた。
ものの見方でこうも変わるものかと思った。
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