2011年08月29日
*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***
「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」世界周航達成
1929年8月7日の夜、合衆国ニュージャージー州のレークハースト米海軍基地を出発した「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」は途中、フリードリッヒスハーフェン・霞ヶ浦・ロサンゼルスの3箇所に寄港し、8月29日にレークハーストに着陸し、世界一周飛行を完遂した。
大口スポンサーであるアメリカの新聞社主ランドルフ・ハーストの主張により、世界周航の発着点はニューヨークの自由の女神像に指定されたからである。
レークハースト・レークハースト間はアメリカの世界周航、フリードリッヒスハーフェン・フリードリッヒスハーフェン間はドイツの世界周航と呼ばれたが、レークハーストを発着点とする世界周航は飛行時間12日と11分であった。
本船の指令であったエッケナーはグッドイヤー・ツェッペリンとの協議のためアメリカで下船し、母港フリードリッヒスハーフェンまでの帰途はレーマン船長が指令を務めた。
写真はニューヨーク上空の「LZ127」である。
"「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」世界周航達成"へのコメントはまだありません。