2011年08月21日
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2007年訪独時の写真(33)
コンスタンツの街の中心部を撮った写真である。
手前の防波堤の中にヨットハーバーと遊覧船乗り場がある。
その向こうがDBのコンスタンツ駅である。
右端手前の木立に囲まれているのがツェッペリン伯爵の生まれた館をそのまま使っているインゼルホテルで、その右をライン川がツェラーゼー、ウンデルゼー経由シャフハウゼンのラインの滝まで流れている。
上の写真の右下を少し拡大してみた。
左端に見えるのは飛行船の影である。
中央やや右に大きな屋根が見える。
この建物は14世紀に穀物倉庫として建てられた。
15世紀に教皇選挙が行われたが、4年の歳月もかけた大会議であった。
いまは「和議の館」として国際会議場になっている。
その横の船溜まりの近くに尖塔のように見えるのがツェッペリン伯爵を頌える記念碑である。
そして防波堤の先端に立っているのがインペリアという回転する女性像である。
高さ9メートル、重さ18トンのこの像は1993年に造られたという。
右手に王冠をかぶった皇帝、左手に教皇冠をかぶった裸の教皇が載っている。
何とも趣味が悪い。
和議の館からインゼルホテルまでの間は木立に囲まれた緑地帯である。
ツェッペリンNTは熱帯植物と花の島マイナウに向かう。
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