2011年08月09日
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蒸気船「ノースリバー・スチームボート・オブ・クラーモント」試運転
1806年8月、ハドソン川の造船所で建造された蒸気船が試運転を行った。
長さ42.8メートル、幅4.3メートル、深さ1.2メートルの船は排水量約80トンの非常に喫水の浅い船で、蒸気機関は口径61センチメートル、ストローク122センチメートルの蒸気機関が据え付けられていた。
松の薪でボイラーを沸かし、出力は20馬力であった。
前檣と後檣の間には高い煙突が立っていた。
イギリスに渡って肖像画家をしていたロバート・フルトンが、駐仏公使リヴィングストンの支援を受けて20年ぶりに戻ってきて建造したものである。
後日、フルトンはニューヨーク州における蒸気船による河川運送営業の独占権を獲得した。
この長い船名の船は、後に「ノースリバー」と改名されているが、一般には「クラーモント」号として知られている。
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