2011年08月01日
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2007年訪独時の写真(30)
少し湖岸に沿って飛んでいたがいよいよ湖上へ向かう。
穏やかな湖面は漣もなく霧もかかっていない。
湖面は実にきれいである。
ペットボトルも発泡スチロールもない。
それに停滞している水には藻やアオコが湧くが、ボーデン湖はライン川の一部であり、オーストリーのブレゲンツから流れ込んだ水は西のコンスタンツを通ってシャフハウゼンのラインの滝となってスイスからドイツを通りオランダのロッテルダム付近で北海に注ぐ。流れている川が清らかなことを実感する。
NTは少し高度を上げた。
朝日に照らされた湖面が輝いている。
朝の連絡船が東航しているのが見えた。
メーアスブルクからフリードリッヒスハーフェンに向かっているのだろうか?
スロットルを微調整している船長は上着を脱いで椅子の背に掛けていた。
4本線の肩章は半袖シャツにも付いている。
乗務員はスチュワーデスを除くと彼一人、地上支援員も数名で運航している。
そうしている間に、ツェッペリンNTはスイス側のクロイツリンゲンに近づいていた。
コンスタンツと国境を接している街である。
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