2011年07月14日
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2007年訪独時の写真(27)
見る間に地表が下がって行く。
吹き下ろしの風もなく、エンジンの作動音も会話の妨げにもならず、船舶のような振動もない。
ツェッペリン技術社の格納庫も、DZRの受付のある天幕小屋も、見る見る小さくなって行った。
大きなフリードリッヒスハーフェンメッセも今日の開館の準備をしている。
ツェッペリンNTのプロペラは上方から前方へチルトして上昇を続けている。
フリードリッヒスハーフェンの市街の向こうにボーデン湖が見えてきた。
市街地が、ぶどう畑に拡がる辺りに、かつて飛行船製造社や関連会社の沢山の従業員が暮らしていたツェッペリンドルフの街並みも見えてきた。
客室と操縦席の間に仕切りはない。
右側の助手席に乗っていたのはスチュワデスのソニア・ルイス嬢であった。
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