2011年06月05日
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モンゴルフィエの無人熱気球
1783年6月5日、モンゴルフィエ兄弟はリヨン市の南60キロ、キャンス峡谷に沿ったアノネーで熱気球の公開実験を行った。
気球は無人ながら高度2000メートルまで上昇し、30分滞空したという。
これに自信を得た兄弟はパリで同年9月19日にひつじ・あひる・雄鶏を載せた熱気球を高度550メートルまで上昇させ、11月21日にはダルラント侯爵とロジェを乗せて高度500メートルまで昇り約20分間滞空した。
風任せで何処に行くか判らなかったが人類初の浮揚であった。
それから南ドイツでツェッペリン伯爵が硬式飛行船を離陸させるまで、117年の歳月が必要であった。
挿絵は11月の公開実験を描いたものである。
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