2011年05月20日
*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***
2007年訪独時の写真(17)
実寸大モデルの裏は展示場になっていた。
これはLZ127「グラーフ・ツェッペリン」のエンジンゴンドラの1つである。
LZ129「ヒンデンブルク」はレークハーストで炎上したときに焼損してしまったし、LZ130「グラーフ・ツェッペリン(Ⅱ)」はプロペラが推進式ではなく牽引式だったのでプロペラの取り付けが逆である。
これは同じエンジンゴンドラを逆方向から見たもので、背後に2翅のプロペラが見える。LZ129、LZ130は4翅であった。
その脇にはLZ127とLZ129の桁構造材の接合部が展示されていた。
写真はLZ129のものである。
横に廻ると、先ほど見学した実寸大モデルも同じ構造部材で再現されていることが判る。
下には先ほど見たマイバッハ・ツェッペリンや工事用に用いた梯子車が見える。
このほか、船上で用いられたメニューなどの印刷物や乗組員の制服・制帽やペナントなども沢山展示されていた。
映写室ではLZ127世界周航時のものやLZ129の船内など、ビデオが常時流されており、常時満席の盛況であった。
"2007年訪独時の写真(17)"へのコメントはまだありません。