2011年05月01日
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『ペタコ』
今朝の産経新聞(大阪:13版)の6面に、野口雨情作詞・中山晋平作曲の「ペタコ」の歌が載っていた。
「オピニオン」欄の「歴史に消えた唱歌 5」として掲載されていたが今までこんな欄は見たことがなかった。
「1927(昭和2)年4月に、詩人の野口雨情と作曲家の中山晋平は、童謡の演奏・普及を目的に、歌手の佐藤千夜小とともに台湾に赴いた。
1日に神戸港を船でたち、台湾・基隆港へは3日間の船旅。
そこから台中、嘉義、台南、高雄と縦断し、約2週間にわたって台湾各地で講演を行ったり、童謡を披露したりしている。
(中略)
創作意欲をかき立てられた2人は、台中神社の境内の森で見かけた、かわいらしい小鳥を題材に、新たな童謡を書く。翌28年日本でレコード発売され、後に台湾の子供たちにも愛唱された『ペタコ』である。」
『ペタコ』という曲はほかにも幾つもあるという。
『ガジュマルさん』という歌も台湾在住の日本人の記憶に残っているとも紹介されている。
大正9年生まれの母から教えてもらいました。ぺタコとは変わった名前だと思っていましたが、小鳥の名前だったのですね。
昨年秋になくなった母も、小鳥とは知らなかったようです、教えてあげたかったと思いました。