2011年03月08日

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飛行船四方山話(213):「ヒンデンブルク」のキャビン

LZ129CabinModel_1.jpg

[区分] 設計・客室

[難易度]中級

[問題]
「ヒンデンブルク」は夢の乗り物と言われ乗客用キャビンのほか、ダイニング・ラウンジ・バー・シャワールームまで備えられていました。
同船のキャビンにはにシングルやトリプルなどツイン以外のキャビンがあったでしょうか?

1.シングルが2室あった
2.すべてツインのみ
3.トリプルが2室あった。
4.4人用ファミリールームが1室あった

[答] 4

[解説]
「LZ129:ヒンデンブルク」は新造時、すべてツインの客室をAデッキセンターライン側に25室設けていました。
竣工した1936年に南米航路、北米航路などに56回航行したあと、1937年の運航を開始するまでにBデッキにツインを9室と4人用のキャビン1室が増設され、Aデッキと併せて乗客定員は72名になりました。
一般配置図では1室は「スチュワード」と描かれていますが、ドイツの文献では改造後の定員は72名と記述されているものが多く、この部屋も客室として用いられたのだろうと思います。

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