(旧)紺碧の海

［答］　４

［解説］
解答候補に挙げている人物は「ヒンデンブルク」の最初の訪米飛行に乗客として乗船しました。
クララ・アダムスは「ＬＺ１２６」、「ＬＺ１２７」、「ＬＺ１２９」などの飛行船のほか、ドルニエの巨人飛行艇「ＤｏＸ」、マーチンＭ１３０「ハワイ・クリッパー」飛行艇などに乗客として一番乗りしたほか、パン・アメリカンの大型飛行艇ボーイングＢ３１４「ディキシー・クリッパー」などを乗り継いで世界一周も果たした、当時「一番乗り」のクララと言われた有名人でした。
ハロルド・Ｇ．ディックはグッドイヤー・ツェッペリンからフリードリッヒスハーフェンに派遣されていた技師で、試験飛行にも唯一のアメリカ人として乗船しています。
グレース・ドラモンド=ヘイ女史はツェッペリン飛行船のレポーターとして有名ですが彼女は「ヒンデンブルク」に乗船したときは４０歳の未亡人でした。
ヒューバート・ウィルキンズ卿は「ＬＺ１２７：グラーフ・ツェッペリン」世界周航にも招待されて乗船しています。そのとき「グラーフ・ツェッペリン」の北極探検飛行に自分は潜航艇で行き北極洋上で合流しようと本気で提案し同乗者を驚かせています。
そのウィルキンズ郷が「ヒンデンブルク」発の訪米飛行に１２歳年下のスザンヌと乗船しました。