2011年01月22日

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広島港に「ロイヤル・バイキング・サン」が来た日

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1996年2月28日、広島港に「ロイヤル・バイキング・サン(RVS)」が入港した。

1993年に初めて「飛鳥」に乗って2年半後のことであった。

「飛鳥」はワードによりファイブスターの評価を得ていたが、その当時最高級のクルーズ船と言われていたのが「ロイヤル・バイキング・サン」であった。
ファイブスターを越える「ファイブスター・プラス」と評価されていたのは、RVSのほかに「ロイヤル・バイキング・シー」、「ロイヤル・バイキング・スカイ」、「サガフィヨルド」、「ヴィスタフィヨルド」、「シーゴッデスⅠ」、「シーゴッデスⅡ」の6隻のみであった。

「ロイヤル・バイキング・サン」はイギリス海運の名門キュナードに売られていたが、ファンネルマークはロイヤルバイキングライン当時のままであった。

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しかし、上部構造両舷に赤で「キュナード」の文字が大きく描かれており、そこから白・赤・青のラインが引かれていた。

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ファンネルから船尾にかけて流れるように美しい上部構造であった。
勿論、主船体もなめらかなクルーザースターンである。

その後、同船はホランド・アメリカ・ラインに移籍して「プリンセンダム」になった。

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