2010年12月29日
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研究テーマの一つ
将来有望な交通運輸機関としての硬式飛行船について研究を開始したいと思っている。
2007年10月に「航空事業の開拓者」というウェブページを始めたが、これまで主として英独の文献調査に注力してきた。
これからは、省エネルギーで、環境保全に適した、安全に長時間滞空出来、船内で快適な居住空間を確保することの出来る将来性豊かな航空機である大型硬式飛行船についてまとめてみようと思っているのである。
飛行船と言うと、爆発の危険性がある、速度や運動性に劣り鈍重であり、取り扱いが難しく、天候や気象変動に弱いとされ、過去の交通機関と評価されることが多い。
広い船体表面積を活用した太陽電池よる電力を利用することも可能であり、最近飛躍的に精度の向上した局地的気象予報など、最近の技術は飛行船の運航に従来のような悲観的予測につながるものばかりではない。
建造技術面、運航/運用面、飛行船に適した用途などについても考察しようと思う。
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