2010年12月27日

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世界最初の新規建造空母「鳳翔」竣工

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1922(大正11)年12月27日、世界で初めて航空母艦として設計・建造された「鳳翔」が横須賀工廠で竣工している。

主艦体は浅野造船所で建造され、進水後横須賀工廠で艤装を行い、各種試運転の後に引き渡された。

それまでに、英米では既存の艦船を改造して航空母艦として試用された例はあるが新規に計画され竣工したのは「鳳翔」が最初である。

竣工時には飛行甲板上に小さい艦橋があったが、後にフラッシュデッカーに改装された。煙突やマストは起倒式である。

後に本艦の試行の結果、未成の巡洋戦艦「赤城」、戦艦「加賀」を建造中に改造して航空母艦として竣工させ、「蒼龍」「飛龍」、「翔鶴」「瑞鶴」など本格的空母が建造された。

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