2010年12月11日

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広島大学合唱団第53回定期演奏会

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広島大学合唱団第53回定期演奏会に行ってきた。

東広島のサタケメモリアルホールで開催されたが、4部で構成されていた。

第1部は司馬遼太郎のエッセイ「二十一世紀に生きる君たちへ」をベースに、片岡輝が作詞、鈴木憲夫が作曲したもので、遼太郎の著書は内容を諳んじているほどなので聞いただけで感激した。
「歴史」「人間」「自己」「決意」と四曲構成である。

第2部は生誕200年を記念して、ロベルト・シューマンのミサ曲である。
プロテスタントの彼がカソリック教会に伝わる古い祈りに作曲されたものと解説されていたが正直、プロテスタントとカソリックにそれほどこだわることがよく判らない。
初めて聞く曲であった。

第3部は「誰もが口ずさんだことのあるポップステージ」、第4部は混声合唱とピアノのための「良寛相聞」として良寛と貞心尼の相聞歌で構成されていた。

アンコールを含め3時間近い演奏会であった。

三日月の輝くホールの外でステージ衣装のままいつまでも歌って送ってくれた。

今日は良いものを聞かせて貰った。

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