2010年11月12日
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蔵書惜譲を検討
船舶工学科を卒業し、大手造船企業に入社して造船設計部で造船設計技師として勤務したのは7年半であった。
それから研究所に移籍して構造強度研究、新形式作業船開発、システム技術開発などに従事しており、その後大学で情報科学の教育・研究を行い満10年で教授を辞めた。
学生員の頃から日本造船学会の会員であったので終身会員にして貰った(現学会名は日本船舶海洋工学会という)。
その間、何度か転居もしたが商船や艦艇の設計や運用に関する書籍が増え続けた。
昔は入手に高いコストと長い期間を要した英独の原書も簡単に入手出来るようになった。
その結果、狭い書斎が飽和状態から臨界状態になってきた。
大事に保存してきた船舶関係の書籍のうち、艦艇に関するものを放出せざるを得ないと考えるようになった。
上掲の写真や図版を主体にしたもののほか、福井静夫著作集第1巻「日本戦艦物語(Ⅰ)」、第2巻(「日本戦艦Ⅱ」)、第3巻(「世界空母」)、第4巻(「日本巡洋艦」)、第5巻(「日本駆逐艦」)、第6巻(「世界戦艦」)、第7巻(日本空母」)、第8巻(世界巡洋艦」)、第9巻(「世界潜水艦」)、第10巻(「日本補助艦艇」)のシリーズや、松本喜太郎の「戦艦大和、武蔵・設計と建造」、牧野茂艦船ノート、中川靖造の「海軍技術研究所」など技術解説書も多い。
足の踏み場もなくなった書斎で本気で手放すことを考えている。
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