2010年10月07日

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庚寅淡水三芝紀行(5)

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淡水の河岸は環河道路として土産物屋などが並んでおり、街のメインストリートとして中正路があり、山側には幹線である中山路がある。
戦後、幹線として整備された道路である。

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淡水鎮公所から中正路を川下に向かって歩いているとロータリーがあり、カナダから淡水に滬尾偕医館を建て、キリスト教長老派の布教・医療活動・教育を行った馬偕博士の頭像がある。
現在は中正路と三民街の交差点であるが、戦前の地名は龍目井で、このロータリーは「小公園」と呼ばれていた。

キリスト教会に接した一角は建物も戦前のままである。

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少し角度を変えて撮った写真である。右が三民街である。
左へ行くと淡水河の下流であり、正面の路地を入ると長老派教会へ行く。
その左の家で博士は生まれた。

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いま喫茶店になっているこの家で1942年11月に博士が生まれた。

河口へ向かう道を挟んで斜め前の家で、その前年に私の妹が生まれている。

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博士の年上の従姉妹は家に来て父に本を借りたりしていたという。
そして赤子であった妹のことも覚えていると言っているそうである。

立っているのは博士、娘、それに父のことやその住まいの在ったところを覚えているという地元の婦人、それに一日中我々につきあってくれた博士の叔母さんである。

通りは郵便局、長老派教会、紅毛城、漁人碼頭へ通じている。

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我が家であったところはシャッターが降りていたが、青いテントにはペットショップの屋号が書かれていた。。

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その2、3軒先には陶笛屋の店がある。

この店には昨年3月に訪台したときに立ち寄った。

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そのときにここで買った水牛オカリナがある。

路地を抜けると観光客が歩いている淡水環河道路である。

かつての我が家とこんなに近くとは知らなかった。
ここで沢山写真を撮った。

ここから淡水国小(旧淡水公学校)は近い。

また車に乗せて貰ってそこに向かった。

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