2010年09月12日

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中級ドイツ語作文

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昨日、近くの本屋まで散歩に行ったが捜していた文房具はなかった。
田舎の本屋がDVDやCDと一緒に置いている文房具コーナーである。
品目は一応揃えてあるが色やサイズは限られており、売れたものの補充しかしない。

ドイツ語書籍のコーナーに淸野智昭の新著があった。
「しくみが身につく中級ドイツ語作文」である。

今までも独作文の本がなかったわけではないが、例題が載っており模範解答はあるが自分の書いた独作文が合っているのか間違っているのか判るような本はなかった。
本当にそんなことが本を読むだけで分かるのかと思って開けてみた。

第1部は基礎である。
始めにポイントが示されている。
「文には主語と定動詞が必要である」とか「主語になれるのは名詞・代名詞とその機能をもつ句だけ」とか「主文では定動詞が2番目で、動詞と密接に結びつく要素は最後」のようなことである。
そしてそのページの残部には例を含めて解説がある。
次のページに4例くらい短い作文の課題がある。単語にして3、4から長くて数単語である。
そのあとには1つの例題について見開き2ページに解説が続く。
自分で書いてみてから解説を読めと書いてあるが著者としてはそうであろう。

第2部は短い。
日本語の言い回しを持つ文をドイツ語にするときの解説で、間違いやすい点についても触れられている。

時間があるときに読むにはちょうど良い本かもしれない。

それぞれの節の後にあるコラムは面白く有意義である。

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