2010年08月29日
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1929年8月29日
1929年8月8日、フーゴー・エッケナー博士の指揮する「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」はレーマン船長、フレミング船長、フォン・シラー船長ら41名の乗組員と20名の乗客を乗せてニューヨークの自由の女神像から世界で初めての世界周航に出発した。
そして8月29日に再び自由の女神の前に姿を現した。
総航行距離3万5千キロメートル、所要時間は21日7時間34分であった。
この間の実航行時間は286時間26分、平均時速は110キロメートルで、途中フリードリッヒスハーフェン、霞ヶ浦、ロサンゼルスに寄航したのみであった。
同航行に乗船した日本人は、フリードリッヒスハーフェンから霞ヶ浦まで海軍の藤吉直四郎少佐、大阪毎日の特派員である圓地与四松、大阪朝日の北野吉内両記者、霞ヶ浦からロサンゼルスまで海軍軍令部の草鹿龍之介少佐、陸軍参謀本部の柴田信一少佐、通信社電通の白井同風記者のそれぞれ3人であった。
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