2010年08月21日

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ヘフリガー:「ドイツ語で歌う日本の歌:第1集」

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先日、ドイツ・リート界の大御所、エルンスト・ヘフリガーの日本歌曲集を聴いた。

彼のテノールも素晴らしいが、ドイツ語に訳された歌詞がまた良い。

この歌詞の独訳を担当したのは、ゲーテ・インスティテュートの村上紀子、マルグリット・畑中のお二人だそうである。

原詩の意味を違えることなく、ドイツ語のアクセントや抑揚に配慮し、さらに脚韻まで見事に踏んでいて、はじめからドイツ・リートであったようである。

CD3枚で構成され、第1集は「赤とんぼ〜浜辺の歌」23曲で、勝田香月作詞・杉山長谷夫作曲の「出船」も第1集に含まれている。

第2集は「浜千鳥〜宵待草」18曲、第3集は「花の街〜我は海の子」21曲で、それぞれライブ録音のボーナス付きである。

伴奏はイリナ・ニキーティナがピアノを弾いている。


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