2010年06月20日
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新刊「LZ129:Hindenburug」
今月、ドイツのSutton Verlag Gmbh からヴァイベル著「LZ129:ヒンデンブルク(空の豪華ライナー)」が刊行された。
ヴァイベル女史の本は、私が硬式飛行船のことを調べるきっかけとなったもので今でもよく手にしている。
フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン博物館から1998年に刊行された「ツェッペリンの乗客になって」という23センチ角のハードカバーであった。
八重洲ブックセンターの洋書コーナーで見つけたときは、在庫処分の半額セールの対象になっていた。
見ると、鮮明な写真や解説もさることながら、ローストビーフ、バーミューダ・ポテト、サラダ、チーズ、かしわのヌードルスープ、ブルグンド風ハム、トースト付きキャビア、ボルシチなど多くのメニューについて材料の分量からレシピが載っているのである。
ワインメニューを含め、メニューも何冊か載っているし、ハインリヒ窯業社から寄贈された食器セットも一部カラーで掲載されていた。
「LZ129:ヒンデンブルク」については夢の乗り物と言われながら、レークハーストの爆発事故の印象が強烈なため、同型船「LZ130:グラーフ・ツェッペリンⅡ」とともにその設備やサービスについて紹介した書籍は少ない。
それだけに到来を期待している。
来月10日前後に手許に届くらしいので楽しみに待っているところである。
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