2010年05月31日
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マイバッハ・エンジンと自動車
−ライン・ネッカー三角地帯とプファルツにおける−
手配していた標記書籍が今日届いた。
ドイツを24日に発送したというから8日目に届いたことになる。
A5サイズとB5サイズの中間の版で約390ページのハードカバーである。
マイバッハ・エンジンとマイバッハの名車の詳細仕様が網羅してある本かと思ったが違っていた。
まず、ツェッペリンやシュッテ・ランツの開発、製作した飛行船のフライト記録が1908年の「LZ4」から1940年の「LZ130(グラーフ・ツェッペリンⅡ)」の飛行まで、出発時刻、中間着陸地点とその発着時刻、目的地への着陸時刻まで、それぞれの航行の指揮者まで、127ページにわたって掲載されているのに驚いた。
もちろん全航行と言うわけではないが、一番有名な「グラーフ・ツェッペリン」の世界一周飛行にしても、文献によって何通りもあるのに発着時刻とその航行の指揮者がこれほどまとめて記載された文献は見たことがない。
それに飛行船の開発に寄与した人物について、カール・テオドール、ヨハネス・シュッテ、ペーター・シュトラッサー、ハインリヒ・マーティ、エルンスト・レーマンなどについての記述もある。
このほか、マイバッハ・ツェッペリンに代表される高級乗用車、流線型の鉄道車両や舶用エンジンまで掲載されている。
37ページにもわたる索引の後ろには、自動車技術博物館、マイバッハ航空エンジン、カール・ボッシュ博物館から博士の乗用車写真など多くの付録がある。
また座右の書に1冊加わることになった。
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